気になる話し その4
19世紀を通じその宣伝効果はめざましいものがあったとはいえ、「このことは控え目にみても、胡散臭い伝統を作ってしまいました。
こうした広告の大部分は、ずうずうしい虚偽から巧妙な虚偽までの全域にわたっていたからです。
広告業界はいまだにこの虚偽の遺産を完全には償いきれずにいるのである」(リチャード・S・テドロウ)。
広告業が本格的に成長するためには、何といっても当時最も有力なメディアとしての新聞や雑誌の発展がなければならない。
もちろんその前提としては、輸送や通信の進歩による全国市場、さらには印刷技術のイノベーションが必要でした。
この点で逸することができないのは、ピューリッツァーやハースト以前に1833年に「ニューヨーク・ヘラルド」紙を創刊した、ジェームズ・G・ベネットです。
彼はコラム(欄)の枠とアゲート・ルール(5%ポイント活字)の原則を守り通したが、広告をニュースとみて、1848年には毎日コピーを変えて新鮮なものにしました。